こんばんは、でんでんです。
今回はマルス信州蒸溜所の定番ウイスキー、岩井トラディションを飲んでいきたいと思います!
数量、期間限定のリリースが多いマルスの重宝すべき定番商品です!
価格も2000円台とリーズナブルでおすすめです。
(2023/8/13追記)マルス信州蒸溜所よりリリースされている4種の岩井については、以下の記事でもまとめています。ご興味のある方は是非こちらも読んでみてくださいね。
岩井トラディションの情報
商品名 | 岩井トラディション |
原産国・地域 | 英国製造、カナダ製造、国内製造(グレーンウイスキー) |
蒸留所 | マルス信州蒸溜所 |
原料 | モルト、グレーン |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 2,420円(税込) |
マルス生みの親 岩井喜一郎の名を冠するウイスキー
岩井トラディションは、マルスウイスキーの定番商品の一つです。
この「岩井」という名前は、マルスウイスキーの生みの親、岩井喜一郎氏から取られています。
岩井喜一郎氏は、何と、あのニッカウヰスキーの創業者 竹鶴政孝氏の上司で、竹鶴政孝氏をスコットランドに派遣した、まさにその人となります。
このスコットランド派遣から帰国した竹鶴氏が、岩井氏に実習報告書として提出したのが、いわゆる「竹鶴ノート」です。
国産ウイスキーの黎明期に、多大な貢献をした岩井氏の名を冠したウイスキーが、この岩井トラディションです。
ちなみに岩井氏は、醸造窯(ポットスチル)の設計も行っており、岩井式ポットスチルは現在も稼働しているほか、蒸溜所内で展示もされています。
数量限定で、ワインカスク、シェリーカスクで追熟したものも販売される
岩井 トラディションですが、たまに数量限定で、ワインカスク、シェリーカスクで追熟された商品もリリースされます。
岩井 トラディション ワインカスク フィニッシュ(定価3,080円(税込))
岩井 トラディション シェリーカスク フィニッシュ(定価3,300円(税込))
※シェリーカスクは単品だとかなり高額で販売されていますので、ネット通販の場合はセット品がよいかもしれません。(セット価格だとほぼ定価のものも見かけます)
飲んでみた感想
今回はストレート、ロック、ハイボールで楽しみました!
ストレート
色味はきれいなはちみつ色。
香りの第一印象は「あ、駒ヶ岳の香りだ!」という感じです!
わずかにピート香、結構フルーティーな印象で、淡くマンゴーやパッションフルーツ、クリームのような甘い香りがします。
口当たりは軽め。
若いウイスキーにありがちな強いアルコール感がなく、香りから感じたような優しい甘さの後、苦味が余韻として残ります。
定番商品らしいスタンダードな美味しさを感じる一方で、お味は結構複雑です。
これを2,000円台でリリースするのはコスパ良すぎない!?という気持ちになります!
ロック
甘みよりも苦味が強調されて、私自身は少し飲みづらさを感じました。
ただ、ここは完全に好みによるところだと思うので、苦味を楽しみながらロックでちびちび飲むのもよさそうですね。
ハイボール
ハイボールはフルーツ感が表に強く出てきて大変美味しいです!
苦みやピート感が隠れて、苦手な人にも飲みやすくなっているかと思います。
爽やかに美味しく飲めました。
各種酒販店、ネット通販で通年で購入可能。コスパ考えたら常飲のういすきーとしてはめちゃめちゃあり!
岩井トラディションは定番商品ということもあり、いつでもほぼ定価で購入可能です。
店頭では定価、ネット通販ではプラスで送料がかかるくらいで、常飲の一本としてとてもおすすめですので、是非試してみていただけると嬉しいです!
では、おやすみなさい~
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